【FP監修・2026年最新】収入保障保険はいらない?小学生の子がいる家庭の判断基準

保険

小学生の子どもがいる家庭にとって、収入保障保険はいらないのでしょうか。
子どもが小学生の場合、大学卒業まで10年以上の養育期間が残っています。
この長い期間の養育費・教育費を一本の収入で賄えるかを考えると、収入保障保険の必要性が明確になります。

収入保障保険の必要性:この世帯のケース

判断基準内容結論
子どもの年齢小学生なら養育期間が長い保険期間を長く設定
教育費の規模中学受験・私立大学で増加月額給付金に反映させる
住宅費ローン・家賃が続く必要保障額に含める
遺族年金会社員なら遺族厚生年金あり差し引いて必要保障額を算出

この世帯に適した保障設計

小学生の子がいる家庭は、子どもが大学を卒業するまでの養育期間が最大12〜15年以上残っています。
この期間に万一があった場合、残された親が一人で養育費・教育費・住宅費・生活費を担う必要があります。

収入保障保険の月額給付金は「毎月の不足額(配偶者収入+遺族年金で不足する分)」に設定します。
例えば月10万円不足するなら月額10万円を15年間受け取れる設計にすると合理的です。

中学受験・高校・大学の進学時期は費用が急増します。
収入保障保険の給付金で、子どもの教育の選択肢を狭めることなく治療や生活を維持できます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 小学生の子がいる場合、収入保障保険は何歳まで加入すべきですか?

A. 末子が大学を卒業する年齢(例:末子が6歳なら22歳まで、つまり16年後)まで保険期間を設定するのが基本です。
住宅ローンの完済時期とも合わせて検討しましょう。

Q2. 小学生の子の教育費は収入保障保険の月額でカバーできますか?

A. 月額給付金を教育費込みで計算することをお勧めします。
公立小〜私立大学の場合は年間200万円以上かかることもあるため、月額換算で教育費分(月15〜20万円)を上乗せした金額を設定しましょう。

Q3. 収入保障保険と学資保険はどちらを優先すべきですか?

A. 収入保障保険は「親に万一のことがあった場合の生活費保障」、学資保険は「教育資金の積み立て」と役割が異なります。
両方が重要ですが、保険料の負担を考えると、まず収入保障保険(死亡保障)を確保してから学資保険の積み立てを行う順序が合理的です。

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収入保障保険の保険料相場と選び方のポイント

収入保障保険の保険料は、被保険者の年齢・性別・保険期間・保障月額・喫煙歴によって決まります。
35歳男性・月額15万円・60歳満了の場合、月払保険料の相場は2,000〜3,500円程度です。
選ぶ際のポイントは4つあります。

  • 保険期間の設定:子どもが独立する時期または定年退職年齢(60〜65歳)に合わせる。
  • 最低保証期間の有無:加入直後に万一があっても一定期間(2〜5年)の給付を確保できる商品を選ぶ。
  • 就業不能特約:死亡だけでなく長期就業不能状態でも給付が受けられるか確認する。
  • 非喫煙者割引:禁煙者は大幅な割引(20〜30%)が受けられるプランも多く、健康状態が良ければ積極的に活用したい。
    複数社の見積もりを一括で取得できる比較サービスを使うのが最も効率的です。

遺族年金と収入保障保険の組み合わせ:必要保障額の計算方法

収入保障保険の必要保障額は「遺族年金を差し引いた毎月の不足額」から逆算します。
計算式は:【必要保障月額】=月の生活費 − 配偶者収入 − 遺族年金受給額です。
例えば、月の生活費28万円・配偶者パート収入8万円・遺族厚生年金11万円の場合、不足は月9万円。
子どもが独立するまで15年なら、総必要保障額は9万円×12ヶ月×15年=1,620万円です。
収入保障保険なら月9〜10万円の保障を60歳満了で設定すれば、この不足をカバーできます。
一時金型の生命保険で1,620万円を確保しようとすると保険料が大幅に高くなりますが、収入保障保険なら月1,500〜2,500円程度で実現できます。

収入保障保険を活用した「家族を守る設計」の実例

収入保障保険の活用例として、35歳・年収600万円の会社員(妻・子1人)のケースを見てみましょう。
月の生活費28万円・住宅ローン月12万円(団信加入済み)・妻パート収入月8万円・遺族厚生年金月11万円の場合:万一の際の収入は月19万円、支出(ローン消滅後)は月16万円で月3万円のプラスになります。
この世帯では収入保障保険なしでも家計は維持できますが、教育費ピーク(中学〜大学)には月5〜10万円の追加支出が見込まれるため、月10万円・15年間の保障を月2,200円で追加することが推奨されます。
一方、同じ35歳でも住宅ローンなし・賃貸(月15万円)の場合は毎月の収支が大幅に悪化するため、月15〜20万円の収入保障保険が必要です。
このように世帯の状況によって必要保障額は大きく異なります。

収入保障保険の注意点:申告内容と告知の重要性

収入保障保険に加入する際は、健康告知・職業告知が必要です。
告知義務違反があると、万一の際に保険金が支払われない「告知義務違反による解除」が生じるリスクがあります。
主な告知事項は、

  • ①過去5年以内の入院・手術歴、
  • ②現在治療中・服薬中の病気、
  • ③身長・体重(BMI)、
  • ④職業(危険な職業は割増保険料や加入制限がある場合も)、の4点です。
    持病がある方は「引受基準緩和型(限定告知型)」の収入保障保険を扱う保険会社もあります。
    ただし通常の収入保障保険より保険料は割高になります。
    まずは健康な状態で複数社を比較し、自分に合った商品を見つけることが大切です。

まとめ:収入保障保険の要否を判断するための3ステップ

収入保障保険の要否を判断するには、次の3ステップが有効です。ステップ1:現状整理—現在の家計(収入・支出・貯蓄・ローン残高)と公的保障(遺族年金・傷病手当金・高額療養費等)の受給見込み額を洗い出します。ステップ2:リスク計算—万一の際に毎月何円不足するか、何年間その状態が続くかを試算します。
不足額×期間が「必要保障総額」の目安です。ステップ3:保険料の比較—必要保障額をカバーする収入保障保険を複数社で比較し、家計に無理のない保険料のプランを選びます。
この3ステップを踏まえると、「本当に必要な保障」と「適切な保険料」が明確になります。
まずは無料の保険比較サービスで現状を確認してみましょう。

小学生の子がいる今は、家族の万一に備える保険の必要性が最も高い時期です。
子どもが成人するまでの期間が長いほど、収入保障保険の保障総額も大きくなります。
健康な状態で早めに加入することで保険料を抑えられます。
無料の一括比較サービスで複数社の保険料・保障内容を比較して、家族に合ったプランを選びましょう。

三上 はるか

この記事を書いた人

三上 はるか

FP(2級ファイナンシャルプランニング技能士)・保険ライター

2級FP技能士資格保有。共働き世帯・子育て世帯の保険見直しを専門に、医療保険・がん保険・生命保険・収入保障保険の情報を10年以上発信。

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収入保障保険を検討する前に知っておきたい疑問

収入保障保険の保険料相場はいくらですか?

30代男性・月額10万円・60歳満了で月額1,500〜3,000円程度が目安です。非喫煙割引を利用すると20〜30%程度安くなります。複数社を比較して最安値を確認しましょう。

収入保障保険と定期保険はどう違いますか?

収入保障保険は保険金が毎月の給付金として支払われ、経過とともに総受取額が減少します。一方、定期保険は死亡時に一括で受け取ります。収入保障保険は遺族の生活費を補う用途に向いています。

収入保障保険はいつから加入するのがベストですか?

子どもが生まれたタイミング、または住宅ローンを組む際が加入の好機です。若いうちほど保険料が安く、長期間の保障が得られます。20〜30代での加入が最もコスパが高いとされています。

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