ご注意:本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の保険商品の加入を一律に推奨するものではありません。公的保障、勤務先制度、家計状況、預貯金を確認したうえで判断してください。
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病気やけがで一定期間働けなくなったとき、最初から「保険はいくら必要か」を考えると、すでに利用できる公的保障や勤務先の制度、手元の貯蓄を二重に数えてしまうことがあります。このページでは、先に家計上の不足を置き、確認できた補填を差し引いて、最後に残る金額だけを整理します。
計算結果は、あなたが入力した仮定を足し引きした算術結果です。公的保障、勤務先制度、健康保険組合の付加給付などは加入先・所得・年齢・勤務状況・申請条件等によって異なります。入力する前に、できるだけ公式窓口や勤務先資料で確認してください。入力内容はこのページから外部へ送信・保存しません。
無料ツール:働けない期間の家計不足額を整理する
まず「療養時の一時費用」「休業中の月あたり不足」「その状態が続くと想定する期間」を入力します。次に、確認済みの公的保障、勤務先・健康保険組合等の給付、このリスクに実際に使える預貯金を入力します。未確認の制度を“たぶん受け取れる”として入れないことが重要です。
入力した前提での整理結果
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一時費用 + 月あたり不足 × 月数 − 公的保障 − 勤務先等の給付 − 使える預貯金
次に確認すること
なぜ「保険料」ではなく「残る不足額」から考えるのか
民間保険は、家計のリスクを移転する手段の一つです。しかし、同じ病気やけがでも、家計への影響は世帯ごとに大きく変わります。共働きか一馬力か、勤務先に休職中の給与制度があるか、加入する健康保険に独自の給付があるか、預貯金をどこまで使えるか、住宅ローンや教育費など別の目的資金を守る必要があるかによって、必要な備えは同じではありません。
このため、INSURE CHECKでは「一般的に医療保険は○万円必要」のような一律の結論をこのツールから出しません。まず、困る金額を家計側から置きます。そこから、公的保障や会社の制度など、すでに持っている保障を差し引きます。さらに、現金で吸収してもよいと判断した部分を差し引きます。残った部分がゼロなら即「保険不要」という意味ではなく、前提を変えても不足が生じないかを確認する材料になります。残額が大きければ、支出削減、貯蓄、働き方、勤務先制度、民間保障など複数の方法を比較する入口になります。
大切なのは、ツールに入力する「公的保障」を推測値にしないことです。制度は改正されることがあり、高額療養費制度も2026年8月から見直しが実施されています。年齢や所得等で扱いが異なるため、このページでは古くなりやすい固定の上限額を自動入力していません。厚生労働省の最新ページや加入する保険者で、自分に当てはまる条件を確認してください。
確認してから入力したい3つの項目
1. 公的医療保険の自己負担を抑える制度
医療費については、公的医療保険に自己負担を抑える仕組みがあります。代表例が高額療養費制度です。ただし、「病院で最終的に払う医療費」と「働けないことで減る収入」は別の問題です。医療費の負担が抑えられても、休業による家計不足が残ることがあります。逆に、医療費と収入減をすべて民間保険だけで埋めようとすると、すでにある公的保障を重複して見込む可能性があります。
このツールの「公的保障として見込む総額」には、制度名を知っているだけではなく、対象条件を確認したうえで、自分の想定ケースに対応する額を入れてください。判断できない場合は無理に数字を作らず、加入先の健康保険や公式窓口へ確認した後に再計算する方が安全です。
2. 働けない期間の所得を支える制度
会社員等の被用者保険では、業務外の病気やけがで仕事を休み、一定の条件を満たす場合に傷病手当金の対象となることがあります。支給条件や期間、給与が支払われている場合の扱いなど確認すべき点があるため、全国健康保険協会や加入する健康保険組合の最新案内を確認してください。
自営業・フリーランスなどは、会社員と同じ仕組みがそのまま使えると仮定しないことが重要です。「会社員なら受け取れると聞いたから」という理由だけで補填額に入れず、自分が加入する制度に基づいて入力してください。
3. 勤務先独自の制度と、本当に使える貯蓄
勤務先には、法定制度とは別に、休職中の給与、見舞金、健康保険組合の付加給付、団体保険などが用意されている場合があります。就業規則、福利厚生資料、人事部門、健康保険組合等で確認してください。すでに給与や給付で埋まる部分を知らずに民間保障の必要額を考えると、家計に対して過剰な備えになる可能性があります。
預貯金も「銀行口座にある全額」を入力するのではなく、このリスクに使ってよい額だけを分けます。生活防衛資金をすべて使い切る前提や、数年以内に使う教育費・住宅修繕費まで使う前提にすると、別のリスクへしわ寄せが生じます。逆に十分な余裕資金があるなら、すべての小さな損失を保険で移転する必要があるかは検討の余地があります。
結果の読み方:0円でも「保険不要」、不足ありでも「加入すべき」ではない
結果が0円になった場合、それは入力した一つのケースで「想定した不足を、入力した補填で埋められた」という意味だけです。療養期間を長くする、配偶者の収入が同時に減る、家事や育児の外注費を追加するなど、現実的に起こり得る別ケースでも確認してください。また、預貯金を取り崩すこと自体が精神的・家計上の負担になる場合、その許容度も別途考える必要があります。
不足額が残った場合も、その金額と同額の保険へ直ちに加入するという結論にはなりません。家計の固定費を下げる、現預金を増やす、勤務先制度を確認する、配偶者の収入や働き方を含めて備える、民間保険で一部を移転する、といった複数の方法があります。保障には保険料という継続コストもあるため、長期的な家計とのバランスを見ます。
特定の商品や保険会社を比較する場合は、保障内容だけでなく、支払条件、免責・除外、給付期間、更新、保険料の変化など、契約条件を公式資料で確認してください。このページは個別商品をランキングしたり、「あなたにはこの商品が最適」と判定したりしません。
入力例は“正解”ではなく、複数ケースを比較するために使う
最初から精密な一つの予測を作ろうとすると、分からない項目を無理に決めたくなります。実務的には、短め・標準・長めの3ケースを作る方が扱いやすくなります。たとえば療養期間だけを変えて、不足額がどの程度増えるかを見る。次に、公的保障の確認が済んだらその欄だけ更新する。勤務先制度が分かったら追加する。このように一つずつ確認済みの情報へ置き換えていくと、どこが家計の弱点なのかが見えやすくなります。
「保障額をいくらにするか」という問いを、「どんな状況なら家計が困るか」「困る金額のうち、すでに何で埋まっているか」「残ったリスクを自分で持つか、保険等へ移すか」に分解することがこのツールの目的です。保険を増やすためではなく、不要な重複を避けながら必要な備えを見つけるために使ってください。
一次情報と更新方針
公的制度は改正されるため、INSURE CHECKではこの計算ツールに制度の金額を固定値として埋め込みません。2026年8月時点の確認先として、厚生労働省の高額療養費制度の案内、全国健康保険協会の傷病手当金案内を基礎情報にしています。また、保険商品の具体的な推奨・説明と広告・報酬の関係には保険募集上の論点があるため、このツール自体は特定保険商品の推奨機能を持たせていません。
最終確認日:2026年8月15日。制度の適用可否や具体額は、必ずご自身の加入先・公式窓口で最新情報をご確認ください。
保険・金融分野の専門ライター集団。FP資格保有者を含むチームで、公的データと金融庁ガイドラインに基づいた情報を提供しています。


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