ご注意:本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の保険商品の加入を一律に推奨するものではありません。公的保障、勤務先制度、家計状況、預貯金を確認したうえで判断してください。
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生命保険の保険料は月々数千円から数万円とさまざまですが、「もしかして払いすぎているかも」と感じている方も多いでしょう。本記事では、保障を落とさずに保険料を節約するための具体的な方法とコツを解説します。 あわせて生命保険の選び方ガイド|必要性・種類・比較ポイント【2026年】も確認できます。
保険料節約の前に確認すべきこと
現在の保険料総額を把握する
まず、現在加入しているすべての保険の保険料を合計してみましょう。生命保険・医療保険・がん保険・火災保険・自動車保険など、気づかないうちに複数の保険に加入していることが多いです。世帯あたりの保険料の目安は、生命保険文化センターの調査によると年間約37万円(月約3万円)です。これを超えている場合は見直しの余地があります。
保障内容と必要性を棚卸しする
保険料を節約するには、まず各保険の保障内容を確認し「本当に必要か」を判断することが第一歩です。加入した当時のライフステージと現在が変わっていれば、不要な保障が含まれているケースが多くあります。保険の棚卸しと見直し方法も参考にしてください。
今すぐできる保険料節約の方法
①不要な特約を外す
保険の「特約」は主契約に上乗せする追加保障で、それぞれ保険料が加算されています。よくある不要な特約の例として次のものが挙げられます。災害割増特約(通常の死亡保障と重複することが多い)、傷害特約(健康保険や他の保険でカバーできる場合)、保険料払込免除特約(必要性が低い場合)などです。不要な特約を外すだけで月1,000〜3,000円の削減が可能なケースがあります。
②保険料の払い方を変える(月払い→年払い・一括払い)
保険料の支払い方法を月払いから年払いに変更するだけで、約3〜5%の割引が受けられます。たとえば月払いで年間12万円の保険料が、年払いに変更すると年間11万4,000〜11万7,000円程度になります。一括払い(一時払い)であれば、さらに大きな割引が受けられる商品もあります。
③口座振替割引・クレジットカード払いを活用する
保険料をコンビニ払いや振込で支払っている場合、口座振替に変更することで月100〜200円程度の割引が受けられる保険会社もあります。クレジットカード払いにすることでポイントを獲得できる場合もあるため、支払い方法の最適化も節約の一手です。
④非喫煙者割引・健康体割引を活用する
禁煙している方は「非喫煙者割引」が適用される保険に乗り換えることで、大幅な保険料削減が可能です。喫煙者向けと非喫煙者向けでは、保険料が20〜30%異なる商品もあります。また、健康診断の数値が良好な方向けの「健康体割引」も活用しましょう。
⑤保険を乗り換える(同等保障でより安い商品へ)
10年以上前に加入した保険は、現在の商品と比べて保険料が割高なケースがあります。保険会社・商品の競争が進み、同等の保障でも保険料が安くなった商品が多く登場しています。特に定期保険・医療保険は定期的に市場を比較することで節約できる可能性があります。
保険の組み合わせを見直して節約する方法
「保険は保障だけ、貯蓄は別で」の発想に切り替える
貯蓄型の終身保険・養老保険は保険料が高く設定されています。同じ死亡保障を掛け捨ての定期保険で確保しつつ、浮いた保険料をNISA・iDeCoで運用するという考え方に切り替えると、保険料を大幅に削減しながら資産形成も進めることができます。
公的保障とのバランスを見直す
民間保険に頼りすぎる前に、公的保障(健康保険・高額療養費・遺族年金・傷病手当金など)でカバーできるリスクを整理しましょう。公的保障で対応できる部分の民間保険は削減の対象になります。
複数の保険をまとめて見直す
複数の保険会社にバラバラに加入している場合、一社でまとめることで割引が受けられるケースや、保障の重複を解消することで保険料を削減できることがあります。保険全体を俯瞰して見直すことが重要です。
年齢・ライフステージ別の節約ポイント
30〜40代:過剰な死亡保障の削減
30〜40代は子どもの独立前で大きな保障が必要な時期ですが、必要保障額を正確に計算せずに加入してオーバースペックになっているケースがあります。必要保障額(遺族が必要な生活費−公的年金等)を計算し、過剰な部分を削減することが節約の第一歩です。
50〜60代:払込完了後の解約・見直し
50〜60代は払込保険料が完了する保険が出てくる時期です。払込終了後の保険を解約して解約返戻金を老後資金に活用したり、払済保険への変更で保険料負担をゼロにしたりすることが可能です。50代の保険見直しポイントも参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 保険を解約して保険料を節約するのは危険ですか?
必要な保障を残したうえで不要な保険を解約することは問題ありません。解約前に「何のリスクに備えているか」「その保障が本当に必要か」を確認し、代替手段(貯蓄・他の保険)があれば解約しても問題ないケースが多いです。ただし、持病がある方は新たな保険に入りにくくなるため、解約は慎重に行いましょう。
Q2. 保険の見直しで年間どのくらい節約できますか?
家庭によって異なりますが、不要な特約の整理・掛け捨て保険への切り替え・保険の統合などを組み合わせると、年間10〜30万円の節約になるケースも少なくありません。特に子どもが独立した後の保険見直しは、大幅な節約効果が期待できます。
Q3. 保険の見直しはどこに相談すればいいですか?
特定の保険会社に相談すると、その会社の商品だけを勧められる可能性があります。複数社の保険を横断的に比較・提案してくれる独立系のFP(ファイナンシャルプランナー)や保険代理店に相談するのがおすすめです。無料で相談できるサービスも多くあります。
insure-check編集部 主任ライター・監修者。FP(ファイナンシャルプランナー)2級・生命保険募集人資格保有。保険業界・金融メディアに通算12年以上携わり、生命保険・医療保険・がん保険を専門とする。金融庁・生命保険文化センターの公的データをもとに中立・客観的な情報提供をモットーとする保険専門ウェブメディア「INSURE CHECK」の創設メンバー。年間100本以上の記事監修・執筆を担当し、家計改善・保険見直し相談の実務経験を情報発信に活かす。【保有資格】FP2級(AFP)、生命保険募集人(一般・変額)、損害保険募集人

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